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イベントレポート『デジタル大谷を体験しよう』

更新日:2021年10月12日

こんにちは!synschismoです!

3月21日に、3D空間データに触れられるWSイベント『デジタル大谷を体験しよう』を開催しました。イベントには9名の方に参加していただき、デジタル大谷を実際に見ていただきました。

今回は『デジタル大谷を体験しよう』で行われたことをご紹介します!



イベント後に集合写真を撮影(許可いただいて掲載しております)



午前の部

イベントは午前の部と午後の部の2部構成で、午前中には実際に取得したデジタル大谷のデータを自分のPCを使って閲覧できるように環境の構築を行ったり、閲覧するためのソフトウェアを使って中を歩き回ったりしてもらいました。

はじめに、私たちが行っている活動や今回のプロジェクトの内容、3Dスキャンの手法や事例をみなさんに知っていただきました。





次に、データを見るための環境を作っていきます。今回は点群を表示するツールとして、potree viewer(Github)をお借りしました。

potree viewerの使用方法を紹介したのちに・・・いざ!!!点群を表示!!!





おぉ~

「potree viewerで表示されないよ~泣」

なんていう人もいましたが、FirebaseというクラウドサービスにホスティングしていたViewerで見ていただいたり、SketchFabというプラットフォームを通して、皆さんに点群を見ていただけました!!





午後の部

午後はアイデアソンです!アイデアソンはアイデア+マラソンを合わせた言葉です。

ご参加いただいた皆さんと点群データがどのような可能性を持っているのかを考えるワークショップを行いました!



まずは、自己紹介とアイスブレイクを行いました。ここからは、1チームに1人サポートメンバーとしてsynschismoのメンバーがつきました。様々なバックグラウンドを持つ参加者の皆様と参加のきっかけなどを共有し合いました。



アイデア出しのウォーミングアップとして30サークルズというゲームをしました。

30サークルズのルールは以下のリンクを参照してみてください、結構おもしろいですよ。





ウォーミングアップを終えた後に、午前の部から参加していただいた方への整理や午後から参加していただいた方のためのインプットセミナーを行いました。インプットセミナーは私たちの活動紹介、事例紹介やpotree viewerでできることなどのレクチャーを行いました。



インプットセミナーを終え、ついにアイデアソンです。ただ、いきなりデータをどのようにつかえるか考えてくれというのも難しいので、まず、大谷町に対する、こうあってほしい、自分が感じる魅力といった思いや考えをどんどん書き出してもらいました。



参加していただいた方のほとんどが宇都宮市在住ということで多くの方が、それぞれの思いを寄せてくれました。





つぎに、データの活用についてアイデア出しをしました。これまでメンバーからは出なかったような貴重な意見をたくさん頂けました!!



そして、アイデアの絞り込み・・・大谷の課題の解決や魅力の引き出しをどういうアイデアならできるのかを考えていきました!



なかなか難しいですね笑




最後に各グループごとにアイデアを発表してもらいました。ゲーム、農業、観光など様々な分野での活用が触れられました。みなさんから頂いたアイデアは


  • ステージとして大谷を舞台にして、Ghost ○f Tsushimaのようなオープンワールドやマ○オカートのステージに使うことでゲーム×大谷をできるのでは!

  • 普段見れないところを見れるバーチャル観光!

  • 大谷のかつての産業を伝えられるような3D教材!

  • 大谷を空から見れる3D地図!

  • 陽当たり、地熱、地下の関係、水をひけるかなどの環境のシミュレーションができれば農地の計画に使えるのでは!


この他にも、実用的な意見からエンターテインメントのような楽しいコンテンツに関する意見など、様々なアイデアを共有し合うことができました!



今回第一回のアイデアソンとして皆さんと一緒にデータの活用について考えたことは、メンバーにとっても良い刺激になりました!今後もデータの活用について、模索・共有していきますので、是非ご確認ください!

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